CONTRA-VALSA
Contra-valsa - それは2人の新生アーティスト、エレナH・レイス(HelenaH Reis)とミゲル・オラマ(Miguel Orama)のデュオです。電子音楽とクラシックピアノを融合させて生み出す2人の革新的な調べは、2023年の結成以来、聴く人々の心を魅惑し続けています。
自費製作のデビューEPは、ノスタルジックなアナログ感に溢れ、メランコリックな世界へと誘ってくれます。また、没入感に満ちたライブ演奏では、まるで自分が映画の中に入り込んだ感覚に陥るでしょう。そんな彼らの音楽の「鍵」は、ライブサンプリングや、東ティモール・マダガスカル・スリランカなどの世界各国・各地から集められたフィールド・レコーディングの使用といった、通常とは異なるテクニックを織り込んだ楽曲作りなのです。
大胆ながらも親密さを感じさせるContra-valsa のライブ演奏を満たすのは、繊細な音だったり、これまで聴いたことのない様な激しいサウンドスケープだったり、実に様々です。「音楽作成過程でクラシックのハーモニーを色んな姿に変えてくれるようなテクノロジーを常に好んできました。まだ知らぬ道を選んで、ピアノ線の奏でる音と、電子音楽のスピリチュアルな幸福感とを結びつけていきたいんです。」
エレナH・レイス(HelenaH Reis)はアレンテージョ出身のピアニスト、シンガー、作曲家、そして音楽研究家です。クラシック音楽の教育を受け、伝統的ポルトガル音楽にも情熱を持っている彼女は、音楽グループ Fio à Meadaを結成したうちの1人です。ミゲル・オラマ(Miguel Orama)は元音響技師で、後に型破りな楽器に強く惹かれる様になり、自身の音楽の道を切り拓き始め、今では身近なステージで私たちの耳にその音を届けてくれています。